社会福祉に携わる方々には、人を支援し、人と共に歩む仕事だからこそ、
高い「専門性」と「組織性」が求められます。つまり課題解決能力や
質的向上能力がなければ、現場で日々発生する様々な問題につぶされてしまいます。
「どうすれば改善できるんだろう?」
「何から対処したらいいんだろう?」
このような気持ちになって、頭を抱えてしまったことはありませんか?
私は、社会福祉の個々の現場が抱える特有の課題を数多く見てきました。
そこに見え隠れする問題は、まさにその現場特有のものであり、一般的な研修会や
セミナーへの参加で解消できるようなものではないことを、いやというほど痛感して
います。
これからは、個々の現場に合った細やかな、いわゆる“オーダーメイド”の研修
こそが必要なのです。現場の課題をお聞かせください!
本当の問題はどこにあるのか、解決のためにはどうするべきなのか、皆さんが
一丸となって取り組める研修を企画し、ご提案します!
私が実際に経験した課題と、それにどう対処してきたかの具体例を掲載しました。
『そういえば、うちにも同じような課題が!』
少しでも思い当たることがありましたら、ぜひご連絡ください!
今年入る新人に対して、効果的な研修をしたいのですが・・・
自分が“組織人”なんだということに気づける研修はいかがですか?
【研修のねらい(例)】
◇緊張感を取り除く
◇福祉サービスの提供者として、“組織人”としての立場を理解する
◇「自分はここに居て大丈夫なんだ」という安心感を持てるようになる
【メニュー(例)】
◇テーマ『ルールを守るということ』
(演習技法) 課題討議法
(演習内容) あるテーマに沿って自由に意見交換することで、さまざま
な見方や考え方があることに気づいていただき、自職場へ
の自主的な関わり方や職場ルールを学びます。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)の新人を対象にした集合研修
◎社会福祉協議会等が実施する県内集合研修 等
指導スタッフとしてのスキルアップをめざしたいんです!
スーパーバイザーとしての技術を学んでみませんか?
【研修のねらい(例)】
◇管理者と部下との間の良き調整役となる
◇部下に対して適切な指導・助言ができるようになる
◇“頼れる職場の先輩”としての自信と誇りを持てるようになる
【メニュー(例)】
◇テーマ『対決と調停』
(演習技法) 研修ゲーム~コミュニケーションゲーム~
(演習内容) 異なる二つの意見(例えば、洋食派と和食派など)の間に
立ち、両者の対決意見を聞きつつ、その話し合いをまとめ
る努力をすることで、意見の調整力や助言力を学びます。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)の指導者を対象にした集合研修
◎社会福祉協議会等が実施する県内集合研修 等
福祉サービス利用者とのコミュニケーションがうまくいかなくて・・・
コミュニケーションの“難しさ”と“大切さ”を知りましょう
【研修のねらい(例)】
◇コミュニケーションの難しい場面を、まずは体験する
◇解決することの手順や方法を体得する
◇「利用者本位」を主眼にしつつも、プロとしての自覚と頼れる強さを
持てるようになる
【メニュー(例)】
◇テーマ『役割を学ぶ』
(演習技法) 役割演技法(ロールプレイング)
(演習内容) 受講者同士が、「サービス提供者」と「利用者」という
役割を演じ、ある設定のもとで演技をするなかで、必要
な基本動作や応用動作を理解し合うことで、指導者と
してのスキルアップを図ります。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)のスタッフを対象にした集合研修
◎社会福祉協議会等が実施する県内集合研修 等
施設経営の上での施設長の役割を学んでもらいたいのですが。
課題解決能力を高めるトレーニングをしてみませんか?
【研修のねらい(例)】
◇管理者としての視点を学ぶ
◇課題に対応する優先順位づけや意思決定能力を身につける
◇「職場の長たる役割」を自覚していただく
【メニュー(例)】
◇テーマ『課題解決と施設長の役割』
(演習技法) イン・バスケット法(未決箱技法)
(演習内容) さまざまな課題が書かれた未決の書類を、できるだけ
短い時間のうちに、数多く処理していく演習です。決済
処理能力や課題のプライオリティ能力向上を図ります。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)の施設長を対象にした集合研修
◎単一施設(事業所)内の部署ごとのスタッフ研修
社協職員の資質向上のための研修は可能ですか?
◎情報の収集力や分析・対応力を高める研修はいかがですか?
【研修のねらい(例)】
◇総合的な福祉に関する相談機能やマネジメント機能を身につける
◇地域住民に対する福祉サービスのあり方を学ぶ
◇「10年後の社協」を想定できるようになる
【メニュー(例)】
◇テーマ『地域の福祉課題を発掘しよう!』
(演習技法) インシデントプロセス技法
(演習内容) 簡単な出来事(インシデント)をきっかけにして、必要な
情報を相手へのインタビューをもとに引き出し、解決策を
図ります。情報収集力・情報分析力・創造力・対応力等を
学びます。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)のスタッフを対象にした集合研修
◎単一施設(事業所)内の部署ごとのスタッフ研修
民生委員・児童委員の心がまえを習得したいのです
アイデアを出し合い、整理してみましょう
【研修のねらい(例)】
◇一人ひとりの経験・体験を引き出す
◇アイデアを共有する
◇「うちの民児協のモットー」をみんなで決める
【メニュー(例)】
◇テーマ『わが民児協の心がまえ5カ条』
(演習技法) ブレイン・ストーミング法(拡散思考法)
セブンクロス法(収束思考法)
(演習内容) 「批判厳禁」「自由奔放」「多数歓迎」「便乗発展」
という原則にもとづき、さまざまなアイデアを出し合い
ます。その集まったアイデアを整理し、順位付けすること
により、仲間同士の共通した考え方の明確化を図ります。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)のスタッフを対象にした集合研修
◎単一施設(事業所)内の部署ごとのスタッフ研修
◎社会福祉協議会等が実施する県内集合研修 等
私たちのボランティア活動をもっと広めていきたいんです!
仲間を集めるためのグッズを作りましょう
【研修のねらい(例)】
◇ボランティアグループの“良さ”を見つける
◇相手に対する“訴え力を”を身につける
◇ボランティアグループの心のつながりを強める
【メニュー(例)】
◇テーマ『私たちのボランティア活動を知ってもらうぞ!』
(演習技法) ブレイン・ストーミング法(拡散思考法)
ポスターセッション
(演習内容) 「批判厳禁」「自由奔放」「多数歓迎」「便乗発展」
という原則にもとづき、さまざまなアイデアを出し合い
ます。その集まったアイデアを、絵的に具体化し、その
イメージを模造紙に書き写すことで、全員の気持ちの
視覚化を図ります。
以下のような実施方法も可能です
◎法人内の複数施設(事業所)のスタッフを対象にした集合研修
◎単一施設(事業所)内の部署ごとのスタッフ研修
◎社会福祉協議会等が実施する県内集合研修 等
私たちにできることってあるんでしょうか?
地域で何が求められているかを知りましょう
【研修のねらい(例)】
◇地域の福祉事情を知る
◇地域の福祉資源を知る
◇何が求められているかを知り、何ができるかを考える
【メニュー(例)】
◇テーマ『私たちにできる福祉活動』
(演習技法) 講義法
ケーススタディ
(演習内容) その地域の行政や福祉施設(事業者)等に協力を得て、
地域の福祉事情を講義していただいた上で、具体的な事例
(点字ブロック上に放置された自転車 等)をもとに、
自分たちが役立てることを話し合っていく。
以下のような実施方法も可能です
◎民生委員児童委員協議会での合同研修
◎社会福祉協議会等が実施する県内集合研修