Home > 一覧 > すくすく >  福島県で研修会が開催されました!

 

すくすく日記&ニュース

すくすく 2024年6月12日(水)
工房5133日目

福島県で研修会が開催されました!

本日、福島県社会福祉協議会様、および
民生児童委員協議会様主催の
『令和6年度 民生児童委員協議会研修会会長研修会』が、
開催されました。

 

 

この研修事業は、平成22年の開業以来、
通算1292本目のお仕事でした。

 

 

≪福島県≫

 

≪郡山市≫

 

 

 

 

今朝の郡山市は、暑い陽射しが照っています。

 

 

 

 

梅雨もまだ始まっていないにもかかわらず、
真夏日は数日続いています。

 

 

 

 

そして今日も、30℃を超える予想となっています。
暑い一日になりそうですね。

 

 

 

 

10時前、ホテルを出発し、
まずは1階にあるコーヒーショップへ。

 

 

 

 

ここで朝食をとることとします。

 

 

 

 

食後は、しばらくの時間、
この場で講義資料の最終確認を進めていました。

 

 

 

 

午前11時、郡山駅に移動し、

 

 

 

 

駅前のタクシー乗り場へ。
会場に向かって出発いたしましょう!

 

 

 

 

車で10分弱で、あっという間に会場に到着しました。

 

 

 

 

到着したのが、ここ「ビッグパレットふくしま」です。

 

 

 

 

昨年の6月14日に訪れて以来、1年ぶりでした。

 

 

 

 

まずは、近くのコンビニで昼食を買い求め、

 

 

 

 

その後、入館いたしました。

 

 

 

 

主催者様とは、正午に待ち合わせ。
ちょっと早く到着してしまいました。
それにしても広い施設です。

 

 

 

 

4階建ての施設。
3階には、セミナールームなど中小規模の部屋もあります。

 

 

 

 

昨年同様、コンベンションホール全面を使っての開催です。

 

 

 

 

すでに研修会名称が、モニターに出ていました。

 

 

 

 

その後、主催者様と合流し、
まずは控え室へ。
荷物をここに置いて、

 

 

 

 

演台の確認とリハーサルに入りました。
テーブルセッティングは、
すでに施設のスタッフの皆様が完成させています。
まだ受講される皆様は入館していませんが、
こうしてみると、圧巻ですね ( ;∀;)

 

 

 

 

会場はコンベンションホールということもあり、
演台に向かってスポットライトがあたるわけではありません。
会場の皆様は、お手元で資料に書き物もしていただきますので、
照明は明るいままですが、演台やスクリーン付近は、
暗くなってしまいます。

 

 

 

 

そこで、パソコンにミニ照明を接続し、
手元を明るくできるようにしました。
さらに長時間の講義を進めるため、
ミニ扇風機も (#^^#)
このあたりの小道具は、出張の際、
いつも持参しています (^^)v

 

 

 

 

午後1時20分、研修会が開会しました。
冒頭、福島県民生児童委員協議会会長からのご挨拶を頂戴し、
私は、1時30分に登壇させていただきました。

 

 

 

 

本日は、福島県内の各地区民生児童委員協議会で、
会長および副会長の職についていらっしゃる皆様、
約280名が一堂に会されました。

 

 

 

 

本日のテーマは、
「“把握し、つなぎ、見守る” を推進しよう!」、
その副題としては、
「災害に備えた委員活動のあり方」
としています。

 

 

 

 

日本においては、これまでにも様々な自然災害が発災していました。
そのようななか、民生委員・児童委員の分野では、
昭和42年の民生委員制度創設50周年の時代より、
10年ごとの周年事業として、
「活動強化方策」を制定し、委員活動のあり方を示してきました。
時代が平成に移っても、自然災害が絶えないなか、平成18年には、
『民生委員・児童委員発 災害時一人も見逃さない運動』が始まり、
災害に際しての委員活動のあり方が整理されていきました。

 

 

 

 

90周年記念事業の際の「活動強化方策」では、
同時に「行動宣言」が発表され、
災害時要援護者への支援のあり方が、その柱の一つとなりました。
しかし、その直後、平成23年に発災した東日本大震災では、
多くの民生委員・児童委員の皆様も犠牲となるなど、
あらためて委員活動のあり方が問われる機会となりました。

 

 

 

 

全国民生委員児童委員連合会では、
平成25年4月に、あらためて、
『民生委員・児童委員による災害時要援護者支援活動に関する指針』
を発表。
その後、国の災害対策基本法の改正等を背景に、
同年11月には、『同指針 改訂第2版』を制定し、
委員活動を推進していきました。

 

 

 

 

改正災害対策基本法に基づく取り組みが進む中、
平成31年3月、それまでの課題を集約したうえで、
『災害に備える民生委員・児童委員活動に関する指針』
と名称をあらためた、いわゆる「改訂第3版」を発表。
令和5年5月には、『同指針 改訂第4版』が示され、
現在に至っています。

 

 

 

 

現在の指針は、
「全国的な見地としての方向性を示し、
個々の民児協での地域特性や社会資源、
行政による災害対策への取り組み状況等を踏まえ、
自らの民児協としての取り組み方針を策定するための
参考として活用されることを期待」
するという立場をとり、
3つのポイントと、災害に備える10か条が示されています。
本日の前半講義では、そういった歴史的背景を踏まえながら、
今後どのような委員活動をしていく必要があるかについて、
お話を進めました。

 

 

 

 

後半には、前後の列の皆様で、おおむね4人一組となり、
グループ討議を行っていただきました。

 

 

 

 

現在の地区民児協の現状や、これからのあり方について、
自由に話し合っていただきましたが、
その題材としては、「3つのポイント」と「10か条」を
活用していただきました。

 

 

 

 

3つのポイント

災害の発生が迫っている場合や発災直後は自らと家族の安全確保が最優先
平常時において、地域ぐるみの要援護者の支援体制づくりに協力する
発災後、安全が確保できた後、無理のない範囲で要援護者支援に協力する

 

 

 

 

10か条

第1条
自分自身と家族の安全確保を最優先に考える

第2条
無理のない活動を心がける

 

 

 

 

第3条
「地域ぐるみ」で災害に備える

第4条
災害への備えは日ごろの委員活動の延長線上にあることを意識する

第5条
民児協の方針を組織として決定し、行政や住民等にも周知する

 

 

 

 

第6条
名簿などの個人情報の保管方法、更新方法を決めておく

第7条
情報共有のあり方を決めておく

 

 

 

 

第8条
委員同士の支え合い、民児協による委員支援を重視する

 

 

 

 

第9条
支援が必要な人に、支援が届くように配慮する

第10条
孤立を防ぎ、地域の絆の維持や再構築を働きかける

 

 

 

 

先ほども申し上げましたとおり、
現在の指針は、全国的な見地に立った方向性ですが、
これらを参考としつつ、
実際の地区の民児協として、
今後何ができるかを考えていただき、

 

 

 

 

今回の意見交換の内容を、
今後はご自身の地区民児協のすべての委員と共有することで、

 

 

 

 

民生委員・児童委員ご自身の命を守り、
そのうえで、地域を見守っていくという考え方を、
より一層深めてくださればと考えています。

 

 

 

 

午後4時、研修会が修了しました。
皆様をお見送りし、私も主催者様とお別れして、
タクシーに乗車しました。

 

 

 

 

ホテルに帰りついたのは、午後5時。
本日はもう一泊させていただき、
明日の午前中に出立します。

 

 

 

 

夕方、ホテルの部屋のテレビでニュースを見たところ、
福島県内で、35℃を超える地域もあったということです。

 

 

 

 

明日もこの暑さは続くようですね。
本日受講された皆様、
まずはたいへんお疲れさまでした!
これから夏本番を迎えます。
御体調に気を付けて、
ますます委員活動に邁進されますことを
心よりお祈りしています。

 

 

そして、主催者の皆様、
この度は、ご用命をいただき、誠にありがとうございました。

 

 

 

⇓ ブログランキング参加中! 只今、第何位でしょうか?
よろしければクリックしてくださいね (^_^)v

人気ブログランキング
人気ブログランキング


タグ:, , ,

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

ブログ内検索

カテゴリー

月間アーカイブ

ランキング

アンケート