すくすく日記&ニュース
すくすく
2024年5月4日(土)
工房5094日目
体験版を体験してみる (^_^)v
弊社では、現地にて登壇する、
いわゆる集合型研修を中心に進めていますが、
新型コロナウイルス感染症拡大以降、
対面型研修が難しくなった時期に、
新たな方法として、「研修企画工房ネット」という
ネットを介した映像配信を始めました。
現在では集合型研修も相当に復調していますが、
そのようななかでも、映像を活用する研修が、
一つのスタイルとして確立しつつあります。
「研修企画工房ネット」も、すでに40本以上の
受注をいただき、これまで配信してきました。
映像研修の場合、集合型と大きく異なる点は、
言うまでもなく、私が現地に赴くのではなく、
事務所で作業をするというところにあります。
ただ、何の変哲もない普通の事務所ですので、
防音設備の整ったスタジオのような場所ではありません。
日頃から、外部周辺の生活音や、
時には自衛隊の訓練ヘリコプターの音なども入ってきます。
そういう時には、逐次収録を中断し、
静かになるのを待つといった状態でした。
そして、ようやく収録が終わり、
いざ編集作業に入ろうとした段階でも、
音声部分に不要なノイズが残ってしまうこともありました。
たとえば、このようなものです。
下記の映像の左下の「▶」をクリックしてみてください。
お分かりになりましたでしょうか?
後半のあたりに、急に “ブチッ!” と入ってきます (≧▽≦)
これは収録段階で混入してしまっているのですが、
残念ながら、その場では気づくことができず、
編集の段階でも、削除をするのが難しいものでした。
何とかできないものかと、これまで調べていたのですが、
この度、iZotope(アイゾトープ)社の
ノイズ除去ソフトが広く活用されている、
という情報を得ました。
ただ、有料ソフトでもあり、けっして安くはないため、
まずは体験版をダウンロードし、
テストを行ってみることとしました。
同社のサイトから、体験版は簡単にダウンロードできます。
ノイズ除去ソフトとしては、
RX10というバージョンが最新版です。
本日はテストですので、
先ほどご紹介したノイズ入りの映像を、
まずはパワーディレクターに取り込み、
出力画面で、ファイル拡張子を
「WAV」にしたうえで出力します。
そのデータを、RX10に取り込みますと、
ご覧のように、音声部分の波形が現れます。
こういったノイズの場合は、
複数ある方法のうち、
「スペクトラル・デ・ノイズ」が最適のようです。
先ほどお聞きいただいた “ブチッ!” の部分で
そのノイズを学習させて、除去してしまいます。
綺麗になった音声データを、
ふたたびパワーディレクターに戻し、
従来、映像と音声で一本化されていたデータを、
分割させ、 “ブチッ!” が入っている音声データを消去してしまい、
綺麗になったデータと差し替え作業をします。
こうすることによって、
以下のように修正が叶いました。
下記の映像の左下の「▶」をクリックしてみてください。
うまくノイズを除去できました。
映像のおしまいの音はノイズではありませんので無視してください(笑)
こういったノイズは、頻繁に入るものではありませんが、
それまでスムーズに穏やかに聞こえていた音声の途中で、
急に “ブチッ!” と入ってしまいますと、
気持ちのよいものではありません。
ノイズという意味では、
この他にも、マウスノイズやペーパーノイズ、
これからの季節ですと、扇風機やエアコンの音も考えられます。
これらも、iZotope(アイゾトープ)社の除去ソフトで
対応はできるようです。
ただ、冒頭で申し上げたように、
安くはない買い物になりますので、
今後、「研修企画工房ネット」の受注状況等も勘案し、
コストパフォーマンスを考えながら、
どこかの段階で、結論を出したいと思っています。
いずれにしても、対応策が見つかったということは、
弊社にとっては光明でしたので、
本日はまず、記録として残しておきたいと思います (^_^)v
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タグ:iZotope, RX10, ノイズ除去, パワーディレクター, 研修企画工房ネット
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