すくすく日記＆ニュース

すくすく 2022年1月9日（日）
工房4248日目

二年ぶりの靖国神社参拝

毎年正月に参拝していた東京・九段の靖国神社。
令和３（２０２１）年は、
新型コロナウイルス感染症拡大のさなかということで、
残念ながら伺えませんでした。
前年に預かっていたお札やお守りの類をお返しすることもできず、
ずっと手元にあったのですが、
今年は二年ぶりに参拝することといたしました。

といっても、正月三が日は、相当の人出が見込まれますし、
弊社のお仕事もありましたので、
令和４（２０２２）年は、本日とあいなりました。

先日の雪そのものは溶けたものの、
第一鳥居（大鳥居）手前の急な坂道は凍った状態のまま。

かろうじて、「靖国神社」の社号票のあたりは、
係の方々のご努力で道ができていましたので、
ここを上がっていくこととしました。

第一鳥居（大鳥居）をくぐり、
大村益次郎銅像の前後の参道を歩いていきます。
人通りも少なく、静かな時間が流れ始めます。

たぶん今年は、正月三が日も、
屋台なども出されなかったのでしょうね。
その分、参道が広く感じます。

第二鳥居に至る手前の横断歩道には、「下乗」の立て札が。
いずれの人たちも、ここからは徒歩という印です。

第二鳥居をくぐると、
左手に大手水舎があります。
従来であれば、ここで口元と手元を清めるのですが、
コロナ禍ということもあり、
柄杓はすべて取り払われ、
写真ではわかりづらいですが、細い水が流れているだけ。
ここでお清めをして、神門をくぐります。

神門をくぐると、
中門鳥居が見えてきます。
その奥が拝殿です。
多くの人は、この拝殿前で柏手を打ちます。
ここから先は、皇族であっても下乗となります。
私はいつも、ここを右折して、

参集殿に向かうこととしています。
本来であれば、この手前で、
前年に預かったお札やお守りをお戻しするのですが、
今年はそういった場所もなく、
この参集殿の中でお戻しすることとなりました。

参集殿に入り、手続きを済ませ、本殿に向かいます。
正月三が日ではないので、比較的空いているだろうな、
と思ったら、大人数の団体参拝者で待合がいっぱいでした。
皆さん、マスクはつけているものの、
けっこうな大声でにぎわっているのです。
これには、少々驚きました。
でも、個人の参拝者は別室で待たせていただけたので、
ほっとしました。

先に個人の参拝者が本殿に通されました。
参集殿から一度拝殿に移動し、
そこでお清めを受けてから本殿に向かいます。
正月三が日であれば、一度に二、三百人があがります。
名前を呼ばれる際（複数参殿の場合は代表者のみ）だけで
十分以上かかっているのですが、
本日は、せいぜい三、四十人でしたので、
読み上げも時間はかかりませんでした。
なおかつ、私が最初に読み上げられたので、
ちょっと嬉しかったです。

本殿を下がる際に、いつもならお神酒をいただき、
神菓を頂戴するのですが、
コロナ禍で、それもなくなっていました。
少し寂しく感じました。