葉山に居を構えていたので、
よく海岸へも訪れました。
そんな時、頭の中をよぎった音楽。
何だったと思います?
夏。海。。。。。。
私は、山下達郎、となります。
中でも、『夏への扉』という曲が大好きです。
この曲が発表された当時は、
確かCMソングに起用されていたと思います。
でも、この曲、単なる「夏ウタ」ではないんですよ。
曲中に、
「だから、リッキィ-テッキィ-ティビィ、その日まで、おやすみ」
というフレーズがあります。
当時、これが、何の事を指すかわかりませんでした。
でも、今から10年ほど前でしょうか。
とある書店のSF小説コーナーで、
『夏への扉』というタイトルの本を手にしました。
作者は、ロバート・A・ハインライン。
SF好きの方なら、この人の作品、一冊は読んでいるはず。
どうも気になって読んでみました。
すると、どうでしょう。この物語の中に、
小さな少女、リッキィが登場するのです。
そして、その少女のニックネームが、
「リッキィ-テッキィ-ティビィ」だったんです。
タイムトラベルを主軸においた小説でした。
山下達郎は、この物語のモチーフそのものを、
自曲『夏への扉』として発表していたんですね。
それからというもの、ハインラインの『夏への扉』は
事あるごとに読み返しています。もう10回は下りません。
読むにつけ、山下達郎の『夏への扉』を聞きたくなり、
曲を聴くと、葉山の海を思い出します。
今日は、そんな暑い夏を思い出させてくれる一日でした。
今、ハインラインの『夏への扉』を、あらためて読み直しています。