この立夏というのは、ちょうど
「春分(3月)」と「夏至(6月日)」の中間にあたります。
今年は、5月5日、そう今日が立夏なのだそうです。
立夏は、
“夏の気配が感じられる頃”
と言われています
皆さんは、何で“夏の気配”を感じますか?
私は、“匂いの温度”で感じます
匂いに温度などあるのか?
といわれるでしょうけれど、
そうですねぇ・・・
外に出て最初に吸い込んだ空気の
暖かみや喉ごし、とでもいうのでしょうか、
そういった感覚が、それまでとは変わったと感じる日、
あるいは瞬間があるのです
今日がまさにそうでした。
洗濯をして、物干しに出そうと思い、ベランダに出た途端、
「あれ? 変わった」
と思いました
これが真夏を過ぎて初秋になると、再び変わります。
空気の匂いが、どこかひんやりとした、
それでいて、やわらか~い匂いに移る瞬間です。
そして冬を迎えると、空気の匂いが
き~んと刺すような冷たさに変わります。
私の中では、それらが、じわりじわりではなく、
ある日突然、一瞬にして訪れる感覚を持ちます。
けっして二十四節気とピッタリ合うわけではありませんが、
それと比較的近い頃あいに、私も変化を覚えるようです
(自慢できる能力ではないですけれど・・・)
今年の立夏は、ぽかぽかっ、とした暖かさが
喉を通って行きました。
そして心の中で、「あ、夏がやってくる」とつぶやきました
会社設立まで、あと3週間。
今年の夏は、今までとはまったく違った感覚で迎えます。
記憶にしっかり留めておきたい夏の始まりです