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すくすく日記&ニュース

すくすく 2010年5月3日(月)
会社設立まで あと23日

“経験” に嫉妬します

【ライブドアブログからの移植記事】

 

 

 

今日は、久方ぶりにメール交換をした方がいます

 

 

今から10年前、当時、職場の出版部門で
月刊誌の編集を担当していた時代に、
毎月グラビアページの取材で
同行してくださったカメラマンのS氏です

 

 

 

当時は毎月二人で、
全国各地の老人ホームなどを訪問し
そこで働くスタッフや生活をしている高齢者の
そのままの姿を写真に収めていただきました
どれも素晴らしい写真で、
毎回チョイスするのが辛かった

先日、偶然に、
その方の写真事務所のサイトを見つけたんです
ただ、ほんとにその方なのかが今一つ確信できず、
恐る恐る(?)メールを送ったところ、
すぐにレスをいただきました(ご本人でした

彼も間もなく50歳。私も現在47歳ですので、
何と当時は、二人ともアラフォーだったわけです

二人のメールのやりとりで、
思わず出てしまったフレーズ。
「年をとりました」 「体が辛い」 「今の若い人は~」
まさか、この言葉を自分自身が口にするようになるとは

「年をとった」は事実。
「事実」とは、実際に起こっていること。

「体が辛い」は真実。
「真実」とは、嘘いつわりのないこと。

「今の若い人は~」は口実。
「口実」とは、言い逃れや言いがかりの材料。

3つのうちで、一番使っちゃいけないのは、
やはり「口実」なんでしょうね。

「今の若い人は~」と言いながら、
自分の逃げ場を作ってはいけない。
むしろ、今の若い人にできることは、
絶対に自分にもできると思うこと。
だって、その若い人より長く生きているから。

経験していなければ、すればいいんです。
私自身は、性格的に、
“経験”に対してすごい嫉妬心を持ってしまうタイプ
と自覚しています。

周りの人が体験していることを自分がしていないと、
すごく悔しく感じてしまう。
何とか自分も経験できないかと模索してしまいます。

『昨日のお笑い番組、おもしろかったよね~』
こんな未体験なら、来週にもテレビを点ければ済みますが、
『北海道の高齢者福祉施設のスタッフの方と友人になったよ』
なんてのは、なかなか実現できません。
でも、なんとかコネクションを考えてみる、
そんな努力は、惜しみたくないし、楽しいと思う。

そんな感じで、23年間仕事をしてきました。
この性格は、早々変えられないですね。
だからこそ、
「今の若い人は~、 ウン! 素晴らしい! うらやましい!」
と思って、
「だから、私も挑戦します!」
とつなぎたい。

嫉妬は時には、自分を成長させるビタミン剤にもなる、
そんな屁理屈を、いつもいつも考えているのです。
皆さんは、いかがですか


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