タイトルは、 「研修企画工房すくすく日記」 とつけました。
23年間勤めた職場を退職し、
社会福祉に従事する方向けの研修企画会社を
設立することになりました。
右も左もわからない経営者が会社設立から、
毎日こつこつ、すくすく育っていく様を
書き綴っていければと思っています。
3月31日から本日4月14日までの半月は、
何か夢のような日々でした。
といっても、“空にも昇る気持ち”的な夢ではなく、
今までの会社人生とはまったく違う中身を、
一気に過ごしてきた感じがしているからでしょうね。
まず地元の商工会議所を訪ねることから始めました。
なにせ会社設立なんて経験ありません。
商工業だから、商工会議所か?
程度の感じで訪問するしかありませんでした。
そこから会計事務所を紹介してもらい、
会社設立には司法書士が関わったほうが良いとアドバイスを受け、
司法書士からは税理士にも相談しましょうと紹介を受け、
昨日、その税理士と初対面を遂げたところです(疲れた・・・)
会社を法務局に登記するにあたって、
いろいろな役所に出入りする必要があり、
税務署、県税事務所、市役所などを歩き回り、
登記のためと会社の銀行口座を作るために、
「会社設立セット」なる印鑑3種(実印・銀行印・各印)の製作準備をし、
ホームページを制作するために、
3社ほどと競争見積もりを進めています(ヘトヘト)
一方、これまでお世話になった方々への「退職通知」を発送しつつ、
他方では、「会社設立のご挨拶状」の準備を始めています。
元いた職場でも、大きな研修会を開催するにあたって、
いろいろな部分の準備を一斉に動かし、
開催当日に向けて、
じわりじわりと進んでいった的な経験がありましたので、
そういう事務的な部分をこなすのは、あまり苦には思いませんが、
なにせ、一人で設立する会社だもので、
経営者と総務部と営業と経理と事務担当者を
一人でこなすような状態のため、
今何時なのか、今日は何曜日なのかも、
ふっと忘れてしまう始末
でも、でも、でも、なんか面白いんです v( ̄∇ ̄)v
なぜでしょう、と考えました。
自分でできるからなんでしょうね
言い換えると、
何もかもが自分の責任の元で進めないといけないという、
心地よい緊張感があるからのようです。
このブログでは、これから会社設立まで、
そして設立後の毎日の苦闘(になることが予見できます)を、
素直に綴っていきます。
同じように起業をしようとしている方、
起業したばかりの方、
すでに起業して軌道に乗っている方、
ぜひご意見をいただければと。
会社名は現在、司法書士さんに確認していただいていますが、
「合同会社 泉惠造研修企画工房」となる予定です。
社会福祉に従事する方々と、
一緒に悩み、一緒に作り上げ、一緒に喜べるような、
そんな研修を企画・実施する会社にしたいと思っています。
関わる人たちが、こだわりをもって、納得できる研修会を作る・・・・・。
そういう意味では、何か陶芸家や芸術家が
こつこつと自分の作品を作っていくのに似ているところから、
「工房」と名付けました
けっして「会社」でも「企業」でもない、「工房」でありたいと願っています。
会社法という法律が平成18年に改正になり、
非常に自由な裁量と判断によって、運営していくことのできる
「合同会社(Limited Liliable Company)」
という形態が誕生しました。
「株式会社」といった大手のイメージでお客様と接するのではなく、
「工房長」が先方に出向いて行って、
直接お話しをうかがから、作品のイメージ作りから始める・・・・
そういう意味からも、あえて、「合同会社」というスタイルを選びました。
もっとも合同会社の場合、
代表者は、「代表取締役」ではなく、「代表社員」と呼ぶそうで、
ますます個々の福祉職場に身近な存在として
感じていただければと思っています。
会社設立は、平成22年5月25日。
合同会社 泉惠造研修企画工房
会社設立まで、あと42日です!