すくすく日記＆ニュース

すくすく 2016年6月19日（日）
工房2218日目

ビジネスマナーは何のため？

いよいよ、７月１日から、
埼玉県様主催、
『平成28年度　県内中小企業新入社員合同研修会』が
開催されます。

７月は、県内8か所で「基礎研修」が実施され、
10月から11月の「フォローアップ研修」へと続きます。

前半の「基礎研修」では、
コミュニケーションの取り方やビジネスマナーについて
お話をさせていただきますが、
本日、最終的な資料チェックを進めておりました。

ここでいうビジネスマナーとは、
身だしなみや挨拶の仕方、
職場でのルールや立ち居振る舞いなどをいいますが、
そもそも、なぜビジネスマナーが必要なのか？
そういった話から進めていかないと、
ともすれば、うわべだけ、形だけのパフォーマンスに終わります。

さまざまな考え方があると思いますが、
私が強くお伝えしたいと思っているのは、

・人間関係をスムーズにするための道具であること
・相手に思いやりを示す態度であること
・相手に気持ち良く接することで、
結果として自分自身にも気持ち良さが戻ってくること

の３つです。
そういう心がまえをもったうえで、
たとえば、『あいさつ』であれば･･･

おじぎ（15度）
会釈であったり、
おじぎ（30度）
敬礼であったり、
おじぎ（45度）
最敬礼といったしぐさになっていくわけですね。

単純に “頭を下げる” のではなく、
下げることで、何が起こるのか、
何を求めるのか、何を伝えるのか、
といった行く先を考えたいものです。

しかし、同じ “おじぎ” でも・・・

おじぎ（おわび）
謝罪だとか・・・

おじぎ（土下座）
土下座で、頭を下げなくてはならない場面には、
遭遇したくないものですね。

今回の研修会で、
新入社員の皆様といっしょに、
あらためて、じっくりと考えたいものです。

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