すくすく日記＆ニュース

すくすく 2020年3月13日（金）
工房3581日目

３つの経営理念

今回の新型コロナウイルスの情勢により、
弊社も３月は大打撃を受けています。

こういう事態に陥ると、
あらためて、
“会社って何なんだろう？”
と感じてしまいました。

非常に下世話なお話で恐縮ですが、
会社というところは、
商いをして、売り上げを得られるからこそ、
生き続けることができるものです。
仮に、まったく売り上げられなくても、
出ていくもの（経費）は、
否応なく出ていきます。
結果として、資本が先細りし、
経営が困難になるという構図です。
大企業とは違い、
中小企業は、その屋台骨が細い分、
今回のような事態には、
なかなか太刀打ちできません。
政府として、無利子・無担保の貸付を実施したとしても、
これは所詮、“借金” でしかありません。
先行きが見えないなかで、
「じゃあ、お借りしましょう」
といった安易な発想にはならないわけです。

弊社のお仕事は、
研修事業を担うことです。
そして年間の売り上げの、９９．９％は、
講師謝金を頂戴するところにあります。

つまり、研修会を担えれば売り上げがあり、
研修会がなければ、売り上げはゼロです。
非常にわかりやすいですね。。。。
わかりやすいだけに、
なんのクッションもなく、打撃が押し寄せています。

こういう事態に陥ると、
あらためて、
“会社って何なんだろう？”
と感じてしまいました。

何のために、誰のために、会社を経営しているんだろう？
自分は、会社を通して、何をしたいんだろう？

そういった自問自答を、
この一か月近く続けているように思います。

でも、そのようななか、
令和２年度以降の研修会のご相談が
たくさん寄せられています。

これは、弊社にとっては、
本当に、ほんとうにありがたいことです。

単に会社を存続させられる、といったことだけではなく、
それだけ、何らかのお役に立てている、
ということを実感できるからです。

平成２２年３月３１日をもって、
全国社会福祉協議会を退職し、
同年５月２５日に、弊社を開業しました。
当時の２か月近い期間にも、

会社って何なんだろう？
何のために、誰のために、会社を経営しているんだろう？
自分は、会社を通して、何をしたいんだろう？

ということを考えていたことを思い出しました。
その結論として創り上げたのが、
弊社の３つの理念です。

弊社の公式サイトに、
このように表示しています。

 

研修に対する “こだわり” と “いつくしみ” を忘れません

お客様の職場にマッチした “オーダーメイド研修” を提案します

お客様と共に悩み、共に創り、共に喜びを分かち合える
“研修パートナー”であり続けます

 

この３つの理念が、
弊社を、そして私を守ってくれています。

今だからこそ、
もう一度原点に立ち返って、
じっくりと、お仕事に向き合っていきたいと思っています。

 

 

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タグ：合同会社 泉惠造研修企画工房, 経営理念

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