すくすく日記&ニュース
すくすく
2019年9月25日(水)
工房3411日目
アナログ時計+体内時計=研修スケジュール
研修会で登壇させていただく際に、
いつも留意していることに、
“定刻スタート、定刻修了”
という考え方があります。
たとえば、午後1時から3時までが研修会だとすれば、
定刻どおり、午後1時に開会して、
午後3時に修了する、
その時間を守るということです。
受講される皆様のなかには、
遠方からお越しの方も少なくありません。
長い時間をかけてお越しになって、
いざ座席に着くと、
「開会が遅れます」といわれてしまったり、
午後3時に修了する心づもりで、
その後の予定を立てていたのに、
「修了が午後3時30分に伸びます」
なんて言われてしまうと、
その方の一日のスケジュールが台無しです。
研修会という、一つの空間、一つの時間を
全員で共有することは大切ですが、
そこには、時間を厳守するという、
基本的なルールが必要だともいえます。
10年前に開業して以来、
いつも心のなかに留め置いているのは、
その考え方、理念です。
受講されるすべての方に、
「今日の研修会はよかった」
と思っていただけるための流儀ともいえましょう。
来週、群馬県で、
2日間に渡る研修会があります。
キャリアパス対応生涯研修課程というコースですが、
かなりヘビィな研修です。
皆様には、研修資料として配られますが、
私の手元には、3枚ずつ画像が印刷された、
いわゆるアンチョコを準備しています。
パワーポイント画像で投影する内容を、
手元でも確認できるようにし、
次にどのような画像が来るか、
そこで何を話すか、といった、
あらかじめの段取り付けがしてある媒体です。
しかし、これ以外に、もうひとつ。
こういったタイムスケジュール表も準備しています。
中を開くと・・・
分単位で、パワーポイント画像とリンクさせて、
そこで何を語るかを、
自分なりにまとめています。
長時間の研修会といっても、
時間は有限なもの。
限られた時間のなかで、
何をどのように展開させるかを考える時、
そのタイミングは、分単位になってしまいます。
そこで必須になるのが “時計” ということなのですが、
デジタル時計ではなく、
私は、いつも手元に、
アナログ時計を準備しています。
私はご覧のように、懐中時計派です )^o^(
デジタルは、数字で読める分、
便利なように見えて、
実はその数字を、文字盤に置き換えなければならず、
かえって不便さを感じます。
ご覧のような文字盤の上で、
時間を確かめられれば、
“あと3分で、予定の 8時5分になるな”
といった見当をつけることができるわけです。
しかし、ず~っと文字盤を見ているわけにはいきません。
そこで、もう一つ大切になってくるのが、
“体内時計” です。
おかげさまで、10年も講師のお仕事をしてくると、
今、おおむね何分経っているか、
といった予想を、
体感的に立てられるようになっています。
顔は受講される皆様を見つめ、
講義をしつつ、
体内時計で時間を感じて、
懐中時計で具体的に確認する。
タイムスケジュールは、
これらが有機的に重なってくれることで、
前向きに進めていけるものになります。
正直、これは、
他の方々に教えられるものではありません。
それは、“内緒にしたい” ということではなく、
経験してもらわないと、どうしようもない、
ということです。
これからも、
アナログ時計と体内時計をうまく使いつつ、
正確な時間運営に努めていきたいと思っています (^_^)v
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タグ:アナログ時計, タイムスケジュール, 体内時計, 懐中時計, 研修会
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