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2016年4月20日(水)
工房2158日目
工房のハビタブルゾーン
皆さんは、「ハビタブルゾーン」という言葉をご存知ですか?
もともとは、天文学などの領域で扱われている用語です。
habitable zone(生命居住可能領域)といって、
宇宙のなかで生命が誕生するのに適した環境のこと、
だそうです。
太陽系の場合、太陽から地球の距離というのが、
絶妙なハビタブルゾーンなのだそうです。
もし少しでも、太陽に近かったり、遠かったりすると、
私たちは生存していなかったのかもしれません。
もしこの言葉を、お仕事のうえで使うとすれば、
『会社として生存できる領域』と例えてみるのもよいでしょう。
その領域が、奈辺にあるかは、
決算期の数字で見えてくるわけです。
平成22年度に開業した弊社も、
おかげさまで、まもなく、平成27年度決算を迎えます。
これまでの変遷を辿ろうと、
平成22年度から平成26年度までを整理してみました。
決算書をもとに一覧表にしたのが上記の図です。
ここに間もなく、平成27年度決算の数字を入れることになります。
1年間を通しての謝金等で頂戴した売り上げ額があり、
1年間を通しての支出額があります。
そして導き出されるのが、営業損益です。
この営業損益から営業外の収益を差し引いたものが、
経常損益となります。
その後、法人税等諸税を差し引くと、
税引き後の純損益が出てきます。
開業初年度は、たいへんでした (笑)
年度によって、もちろん赤字になることはあります。
弊社の場合、その推移は、
1年間に承る研修会の数に直結していることがわかります。
お引き受けする研修会の数が増えれば、
収益ももちろん上がっていくわけですね。
そこで、1年間の研修数で、売上額や支出額を割ってみると、
見事に、1研修あたりでいただくべき謝金額のスタンダードや
1研修あたりで必要する支出額のスタンダードが出てきます。
これが、どうやら、弊社にとっての、
『会社として生存できる領域』のように思えます。
工房のハビタブルゾーンは、あくまで目安ですが、
今後のお仕事を進めていく上での指標になることは、
どうやら間違いないようですね。
誠心誠意、お仕事に向き合っていくことが、
工房のハビタブルゾーンを維持していく要であります。
タグ:ハビタブルゾーン
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