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すくすく日記&ニュース

すくすく 2016年4月17日(日)
工房2155日目

アメンボの歌 リメイク

神奈川県藤沢市にある湘南台カルチャーセンターでは、
第2土曜日と第4土曜日に、
「ボイスアクト講座」を開講しています。

先般開催されていた春のキャンペーンにより、
多くの新規入学の皆さんを迎えることとなりました。

そこで、次回(4月23日)の回では、
従来の生徒の皆さんも含めて、
最新版の『アメンボの歌』を差し上げようと思っています。
20160417_120049
そのために用いているのが、これ、
『日本語アクセント辞典』。
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中を開くと、日本の単語のアクセントが示されています。
以前にも何度かお話した通り、
日本語には、“標準語” はありません。
あるとすれば、“共通語” です。
全国どの地域の人が聞いても、理解できる言葉、
それが、“共通語”。
そして、全国共通に、一般的に用いられているアクセントが、
いわゆる “東京アクセント” と呼ばれるもので、
この『日本語アクセント辞典』には、
その東京アクセントがまとめられています。

20160417_120032
以前より活用していた、北原白秋作の『アメンボの歌』。
新しい生徒さんを迎えることもあり、
新しいバージョンにリメイクいたしました。

『アメンボの歌』全文のそれぞれに、
最初から赤字でアクセントを加えたものです。

次回の講座からは、生徒の皆さんとご一緒に、
講座を開始する前に、発声練習したいと思っています。

さあ、ではこのブログをお読みのあなたもご一緒に!

あめんぼ あかいな あいうえお
(水馬 赤いな あいうえお)

うきもに こえびも およいでる
(浮藻に 小蝦も 泳いでる)

かきのき くりのき かきくけこ
(柿の木 栗の木 かきくけこ)

きつつき こつこつ かれけやき
(啄木鳥 こつこつ 枯れ欅)

ささげに すをかけ さしすせそ
(大角豆に 酢をかけ さしすせそ)

そのうお あさせで さしました
(その魚 浅瀬で 刺しました)

 たちましょ らっぱで たちつてと
(立ちましょ 喇叭で たちつてと)

 とてとて たったと とびたった
(トテトテ タッタと 飛び立った)

 なめくじ のろのろ なにぬねの
(蛞蝓 のろのろ なにぬねの)

なんどに ぬめって なにねばる
(納戸に ぬめって なにねばる)

はとぽっぽ ほろほろ はひふへほ
(鳩ポッポ ほろほろ はひふへほ)

 ひなたの おへやにゃ ふえをふく
(日向の お部屋にゃ 笛を吹く)

まいまい ねじまき まみむめも
(蝸牛 ネジ巻 まみむめも)

うめのみ おちても みもしまい
(梅の実 落ちても 見もしまい)

やきぐり ゆでぐり やいゆえよ
(焼栗 茹で栗 やいゆえよ)

やまだに ひのつく よいのいえ
(山田に 灯のつく 宵の家)

らいちょう さむかろ らりるれろ
(雷鳥 寒かろ らりるれろ)

れんげが さいたら るりのとり
(蓮花が 咲いたら 瑠璃の鳥)

わいわい わっしょい わゐうゑを
(わいわい わっしょい わゐうゑを)

うえきや いどがえ おまつりだ
(植木屋 井戸え お祭りだ)

 


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