すくすく日記&ニュース
すくすく
2016年4月4日(月)
工房2142日目
シリーズ物の安心感・安定感
書籍を買い求める時、
たいていは、その冊子のみの
読み切り型を探すものですが、
ときには、上下巻や上中下巻なんていうように
複数冊になっているものに
出会うこともあります。
中には、シリーズ化して、
5冊だとか10冊といったように、
巻を増していくものもありますね。
山岡宗八の歴史小説などは、
その代表例といえます。
このようなシリーズ物を手にする場合は、
それ相応に覚悟や心がまえが求められるのも必定。
だって、途中でリタイアしたら、
それまで買ってきた本がもったいないですものね(*^_^*)
慎重になることを前提としながらも、
これまで数種類のシリーズ本を読んできました。
たとえば・・・
平井和正の『幻魔大戦』シリーズ。
この写真の8巻は、私が一浪時代、
東京の大学を数校にわたって
受験することになった1週間ほどの間に、
その合間に読み続けたものです。
この本を購入したのが、港区の虎の門書房。
宿泊所の近くだったということもあって、
毎日のように通いました。
そして、1日1冊のペースで読破していました。
実は、大学の4年間を関西で過ごし、
就職したのが、この虎の門書房の目と鼻の先だったという、
ビックリする逸話が残っています。
長谷川町子の『サザエさん』シリーズ。
これは、朝日新聞社が再編集したポケットブックタイプで、
確か、全45巻だったと思います。
月2巻のペースで発行し、都度買い求めていたのを覚えています。
有村浩の『図書館戦争』シリーズ。
映画化もされたので、ご存知の方も多いでしょうね。
一気に有村ファンになってしまい、
その後、彼女の他の作品も、全て読破してしまいました。
そして今、はまってしまったのが、
田中芳樹の『銀河英雄伝説』シリーズです。
確か、全10巻と外伝5巻があるはず。
すでに第1巻を読み終え、今日第2巻を求めてきました。
職場勤務時代、私の場合は、アニメーションから入って、
その世界観に一気に引き込まれたものです。
読みたい、読みたいと思いつつ、
結局20年近く経ってしまい、ようやく今、読み始めています(笑)
どうして、シリーズ物に惹かれるのか?
作品の良さは言うまでもありませんが、
その複数に連なった作品群に浸っていくうちに、
安心感や安定感のようなものを感じるからだと思います。
実は、本の世界に限らず、
研修の世界でも、この感覚があるように思います。
複数回に渡るシリーズ研修や、
毎年定期的に行う研修などバリエーションはありますが、
受講される方にとって、
『安心して受けられる』という気持ちを抱いていただくこと、
それができれば、講師業としても、うれしい限りです。
受講者の皆様から、長く愛していただける
そんな存在になっていきたいなと思います。
ここにご紹介した、シリーズ物のように・・・。
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