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すくすく日記&ニュース

すくすく 2016年4月14日(木)
工房2152日目

発掘! ポイント/級数表

先日、遅ればせながらの大掃除をしていたときに、
こんなものを発掘いたしました!

20160414_135954
お分かりになりますか?
透明のシートに、何か黒く印刷されています。
もう少し、近づいてみましょう。

20160414_140004
『ポイント/級数表』と書かれていますね。
実はこれ、文字の大きさを測るモノサシなんです。
以前、全国社会福祉協議会に勤務していた頃、
5年間にわたり、出版部という部署に在籍していました。
出版部では、月刊誌の編集担当をしていたのですが、
毎月、ゲラ刷りの文字校正作業をする際に、
まさにこのシートを印刷会社の出張校正室に持参し、
チェックに使っていたのです。

20160414_140033
文字の大きさを測る際には、
2通りの呼び方があります。

今でこそ、パソコンが普及して、
誰でも、自由に文章を作成したり、
文字のフォントや大きさを変換できますが、
昔は、写植機という機械で、
半ば手作業で文字の大きさを設定していました。
そんな時代からのお話になるのですが・・・。

まず、「級」 というのは、アルファベットの「Q」の当て字です。
日本独特の単位のようです。
上記の写真で、右端から、「7級」という数字が見えますね。
実は「1級」というのは、「1Q」のこと。
この「Q」とは、英語の「Quater」の頭文字。
「Quater」とは『4分の1』のこと。
すなわち、「1級」とは、「1mmの4分の1」で、
「0.25mm」をさします。

そして、「ポイント」
こちらは、世界でも広く使われている単位だそうです。
「1ポイント」=「1/72インチ」のこと。
1インチは、25.4mmですので、
25.4÷72=0.352777
つまり、「1ポイント」=「0.3528mm」となります。

出張校正先では、
『う~ん、この部分の文字、もう少し大きくしたいなぁ』
と思ったりししたときは、
その文字の横に、赤いペンで、
『 ← 16Q 』 といったような赤字を入れるわけです。

毎月の、この校正作業、
地道なんですが、とても好きでした。
その「ポイント/級数表」を発掘したのです。
長く、本と本の間に挟まれていたようです。

現在は、ちゃんと光の当たるわかりやすい場所に
保管しています。
何に使うわけでもありませんが、
5年間、計60冊近い雑誌編集に付き合ってくれた
旧友のような心持ちであります。


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